高島屋の買い物で一番お得になる支払いの方法は何でしょう?
高島屋では「タカシマヤカード」「友の会」「外商」「株主優待」等、お得に買い物をする方法が色々あります。
しかし一番お得になる方法は「株主優待」+「タカシマヤ友の会」の併用です。
「株主優待」の10%と友の会の実質約8%の両方の割引が適用されます。
そのためにまずやることは次の2つです。
- 高島屋の株主になること
- タカシマヤ友の会に入会すること
一見ハードルが高そうですが、一度手続きをしてしまえば後はほとんど何もする事はありません。インフレで値上げラッシュの今、かなりの節約になります。
株主優待について
基本的に商品が10%割引になります。(除外品あり)
タカシマヤの株主優待は保有株数によって利用限度額が違います。100株以上500株未満で年間60万まで、500株以上で限度額なしで利用できる制度です。(株主優待の詳細はコチラから)
利用できるのは主に高島屋各店、タカシマヤ通信販売や高島屋オンラインストア等です。
以下、株主優待を利用するときの支払い方法です。
現金、高島屋の商品券、タカシマヤバラカード、タカシマヤギフトカード、全国百貨店共通商品券、百貨店ギフトカード、友の会お買物カード(いよてつ高島屋を除く)、ギフト券(クレジット会社等発行)
タカシマヤカード《ゴールド》、タカシマヤカード、タカシマヤセゾンカード、外商お得意様用の各カード(その他のクレジットカードは利用不可)
つまり、株主優待を利用するときの支払い方法として友の会お買物カードが使用できます。
タカシマヤカードも支払いに使用できますがポイント付与サービスは対象外です。
そして、友の会と株主優待が併用できる制度は他の百貨店(三越伊勢丹や大丸松坂屋等)にはなく、高島屋だけの大変お得な制度です。
タカシマヤ友の会について
毎月一定額を12カ月積み立てることで1年後に一カ月分の積立金額がプラスされ「買い物カード」としてタカシマヤ各店で利用できるものです。割引率は実質約8%です。
積立期間は1年です。
コース | 毎月の積立金 | 満期積立額 | ボーナス分 | 満期受取額 |
5,000円コース | 5,000円 | 60,000円 | 5,000円 | 65,000円 |
10,000円コース | 10,000円 | 120,000円 | 10,000円 | 130,000円 |
30,000円コース | 30,000円 | 360,000円 | 30,000円 | 390,000円 |
50,000円コース | 50,000円 | 600,000円 | 50,000円 | 650,000円 |
積立各コースの申し込み口数に制限はないため、欲しい金額を組み合わせて入会することができます。
どこで申し込むの?
申込みできる窓口
タカシマヤ各店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、JU米子高島屋 友の会サロン(いよてつ高島屋は除く)
郵送やWEBでの申し込みは不可。
入会手続きの方法は?
入会手続き
本人が初回積立会費(現金)、本人を証明するもの(公的証明書:運転免許証・健康保険証・パスポート・マイナンバーカード など)を持参します。
口座自動振替積立を希望する場合は、金融機関お届け印を持参します。
また、本人が手続きに行けない場合は、代理人が委任状を持参すると入会手続きができます。
毎月積立てに店舗に行くの?
来店積立と口座自動振替積立の2種類から選べます。
しかし、口座自動振替積立の場合は年度事務手数料500円(税込)が必要です。
来店積立は初回来店時に1年分の積立分を入金することが可能なので、来店の回数を減らすことができます。(※2022年から前納は4カ月分までしかできません)
満期の手続き
満期になると口座自動振替積立の場合は自動チャージされ、来店積立の場合は満期手続き月(13カ月目)に各店友の会サロンにて手続きをします。
お買物カードに有効期限はありません。
満期手続きの時に次年度の1年分を支払うと、来店の回数が毎年一回ですみます。
入金については最大4カ月分までになりました。(新宿高島屋2022.3月確認)
株主優待と友の会を併用すると?
株主優待と友の会を併用するとどのくらいお得になるのか比較します。
例)定価10,000円(税込11,000円)の商品を買う場合
支払い方法 | 定価 | 割引後 | 税込み価格 | 支払う金額 | ポイント | 使う金額 |
タカシマヤカード | 10,000円 | ー | 11,000円 | 11,000円 | 200~1000P | 11,000円 |
友の会のみ | 10,000円 | ー | 11,000円 | 11,000円 | なし | 約10,120円 |
株主優待のみ | 10,000円 | 9,000円 | 9,900円 | 9,900円 | なし | 9,900円 |
株主優待+友の会 | 10,000円 | 9,000円 | 9,900円 | 9,900円 | なし | 約9,100円 |
つまり、一番お得な支払い方法は「株主優待」+「友の会」の約17%オフです。
次にお得なのは、株主優待>友の会>タカシマヤカードの順になります。(タカシマヤ外商カード等の10%割引率の時を除く)
「株主優待」+「タカシマヤ友の会」併用のデメリット
- 株式を購入するための資金がいること
- 株式投資のリスクがあること
- 株式を購入しても株主カードが届くのは6月末と11月末であること(最短で購入から約3か月後、最長で約9か月後)
- 友の会入会後に満期になるまで1年かかること
以上、すぐに使えないことが最大のデメリットです。しかし1年はあっという間です。
今すぐ始めると1年後には17%オフで高島屋でお買物を楽しめます。
そして一度購入すると特に何もすることはありません。最初のハードルは高いですが、半永久的にお得になります。(今後併用不可にならないと仮定した場合)
注)株式投資はリスクがつきものです。最終的な決定は、ご自身の判断でお願い致します。